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メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームの診断基準メタボリックシンドロームメタボリック症候群、 または内臓脂肪症候群とも呼ばれます。

近年、ガン・心疾患・脳血管障害は日本人の死因の約70%にものぼり、三大生活習慣病と呼ばれています。

特に、心筋梗塞などの心疾患、脳卒中などの脳血管障害は「動脈硬化性疾患」とも呼ばれています。

これは、心臓や脳などの重要な器官に血液を送る動脈がもろくなったり詰まったりすることで、心臓や脳に深刻なダメージを与え、 最悪の場合には死に至るという病気です。

これら2つの疾患による死亡例は現代人の生活環境の変化と密接に関係し、これからの高齢化社会に向けて大きな社会問題となっています。

そして、これらの疾患の根本的な原因となるのが、メタボリックシンドロームの名前の由来でもある内臓脂肪の蓄積と、 そこから引き起こされる代謝異常なのです。

内臓脂肪が蓄積した内蔵型肥満は、糖尿病・高血圧症・高脂血症などの代謝異常を招きます。

そして、これらの症状のうち、 いくつかが組み合わさると、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患にかかるリスクが非常に高くなります

メタボリックシンドロームとは、このような健康状態のことを言います。

メタボリックシンドロームの診断基準

日本では、2005年4月に日本内科学会が中心となって統一されたメタボリックシンドロームの診断基準が打ち出されました。

メタボリックシンドロームの診断基準は次のとおりです。

内臓脂肪型肥満 腹まわりの周囲径が男性85cm以上
・女性90cm以上
高血圧症 最高血圧が130mmHg以上、
または最低血圧が85mmHg以上
糖尿病 空腹時血糖値が110mg/dl以上
高脂血症
(脂質異常症)
中性脂肪150mg/dl以上、
またはHDLコレステロール40mg/dl未満

1の基準は必須項目です。1にあてはまれば内臓脂肪型肥満で要注意。

さらに2から4のうち2つ以上に当てはまる場合、メタボリックシンドロームと診断されます。

なお、1の基準の腹部の周囲長は、内臓脂肪の腹部の断面積が100cm2となる目安とされています。

メタボリックシンドロームの診断基準

中高年男性の50%に降りかかる「メタボリックシンドローム」の危険

メタボリックシンドロームの診断基準 厚生労働省の調査によると、現在の日本で40歳から74歳の人のうち、 940万人がメタボリックシンドロームの診断基準に該当し、 1020万人がメタボリックシンドロームの予備軍に当てはまります。

これは男性なら2人に1人、 女性なら5人に1人という高い割合です。

団塊世代の定年退職時代を迎え、高齢者人口がますます増加していきます。

そんな中、高齢者が健康的な生活を送るためにも、メタボリックシンドローム対策に乗り出すことは、 これまで以上に重要な課題となっています。

追記:メタボリックシンドロームの診断基準に関する調査結果

メタボリック症候群の診断基準、かなり一般に浸透しているようです。

Yahoo!のアンケートでも、約半数の人がウエスト径について正確な数字を把握しているようです。

メタボリックシンドロームとは

2005年4月に公表されたメタボリックシンドロームの診断基準とは?
メタボリックシンドロームとは何かについて解説します。

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