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高血圧の症状と治療方法

高血圧症 高血圧症に当てはまる人は、現在約3,100万人とされています (2005年厚生労働省推計)。
つまり、4人に1人の割合で高血圧症ということになります
高血圧症はこれほど多い症状にもかかわらず、多くの人はそれほど怖い病気と感じていないのが現状です。
ここでは、メタボリックシンドロームとしての、高血圧の原因と症状、治療方法について説明します。

高血圧の原因

高血圧の原因として、高塩分、高カロリーの食事・運動不足・喫煙・ストレス・アルコールなどがあります。
高血圧は遺伝的体質もかなり影響を及ぼし、両親がそろって高血圧の場合、子どもも高血圧である確率は約60%と言われています(なお、 両親共に正常血圧の場合は5%)。
しかし、全てが遺伝的体質とはいえません。

 高血圧の原因 メタボリックシンドロームに関係の深い、内臓脂肪型肥満も高血圧に関係が深く、 肥満度と高血圧症になる確率には高い相関性があります。

動脈の内壁にコレステロールなどが沈着すると、その分血管の内径が細くなり、血液が流れにくくなります。
すると、血液をしっかりと流すために心臓は強く拍打つ必要があり、その結果、血圧が高くなるのです。

また、脂肪組織が大きくなれば、血管を収縮させるホルモンが大量に分泌され、血圧が高くなることも一因です。

過度のアルコール・タバコ・塩分の高い食事・ストレスなども血管を収縮し、血圧を上げる要因です。

高血圧の症状

高血圧症は基本的に無症状です。これという自覚症状がありません。
血圧計での数字のみが、高血圧の初期の状態を知る手がかりです。

しかし、だからこそ、本人は自分の高血圧を「大したこ高血圧の症状とはない」と軽く考えがちなのです。

治療されないまま放置された高血圧は、数年から数十年という長い時間をかけて血管を痛めつけます。
痛めつけられた血管は破れて出血したり、あるいは固くもろくなったり、血栓ができて詰まったりします。

例えば、その症状が脳の血管に現れると脳出血や脳梗塞などの脳卒中になります。
症状が眼の血管に現れると眼底出血など、心臓の血管に現れると狭心症や心筋梗塞などになります。

また、高血圧のために働きすぎた心臓は肥大し(心肥大)、心臓の機能が極度に低下します。

高血圧の治療方法

高血圧の治療方法は、食事療法・運動療法・薬物療法に分かれます。

高血圧の治療方法 日本人の場合、特に塩分(ナトリウム)の摂りすぎによる高血圧が多いので、食塩は1日6g以内にします。
塩分を排出する作用のあるカリウムや、血圧を下げる作用のあるカルシウム・マグネシウムを含む食品を食べるようにします。

また、内臓脂肪の蓄積も血圧を上げるので、高カロリーの食事をやめ、内臓脂肪を減らします。
アルコールを控え、禁煙することも高血圧の治療に効果があります。

ウォーキングや軽いジョギングのような有酸素運動は血管を拡張し、血液が流れやすくなり、血圧を下げる効果があります。
また、運動を継続していると、毛細血管が発達し、さらに血液が流れやすくなります。

高血圧の治療方法 さらに、運動によって、血液中の中性脂肪やコレステロール値が下がるので、 ドロドロ血がサラサラになって流れやすくなるので、血圧が下がることも期待できます。

高血圧症の薬物療法は利尿薬でナトリウムを体外に排出する方法、ベータ遮断薬で心臓の過剰な働きを抑えて血圧を下げる方法、 血管を拡張する薬(カルシウム拮抗剤・ACE阻害剤など)で血管を広げ、血液を通りやすくする方法などがあります。

生活習慣病の症状、予防と対策

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